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国東の恵みと作る人と。

ここでしか生まれないもの。

陶芸家は土から器を作る。

木工作家は木から椅子を作る。

絵描きは目の前の風景を写し取る。

往々にしてモノを作る作家たちは何かしらの資源をもとにモノを作り出している。 そして作家の住む土地の資源は場所により様々で土地の資源の性質によって作るものも変わってくるように思う。

そして作家によって何を資源にするかも違ってくるだろう。

 

陶芸家は土から器を作るが、その陶芸家の住む風景を器に描けば それもその土地からの資源と言えるだろう。 資源は正に自然からの恵みであり、恵みがあるからこそ作家は生きることができる。

 

この展覧会では国東に住む作家たちが何を恵みとし作品に昇華しているのかを問うと同時に国東の新たな魅力を再発見する試みである。鑑賞者が作家の目線に立って作品と素材(恵み)に対峙した時 そこからどのような景色が見えるのだろうか。

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